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適職を見つける7つの徳目と7つの大罪|「科学的な適職」要約・感想

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科学的な適職 本 要約 ビジネス

えぬ子
えぬ子

将来の仕事どうしようかな~

看護師とかやりがいありそうだし、給料もそこそこだし

良さそうな感じ!

Kohei
Kohei

ちょっと待ってください!

その考えは安直すぎます!

えぬ子
えぬ子

え!?

好きなこととか憧れの職業を選ぶのが普通じゃないんですか?

Kohei
Kohei

近年の風潮はその通りですが、それは思い込みかもしれません。

それらは「科学的な適職」という本で言われている「仕事選びにおける7つの大罪」に含まれています。

もうひとつ、↓のことを聞くと冷静になるんじゃないでしょうか。

2012年にコーネル大学が1500人の老人に「人生で最も後悔したことは?」と尋ねたところ、1番多かったのはキャリア選択への未練の言葉でした。

「科学的な適職」18ページ
えぬ子
えぬ子

うぅ・・・

人生の大先輩が言ってるんだから

説得力ありますね・・・

Kohei
Kohei

だからこそ、キャリア選択は慎重になるべきなんです。

この「科学的な適職」では、多くの人がやりがちな仕事選びが適切ではないことを指摘し、科学的根拠にもとづいた仕事選びの方法や注意点を解説しています。

えぬ子
えぬ子

転職が当たり前の時代だし、後悔しないキャリア選択ができるようにしたいです!

皆さんは仕事を選ぶときにどういう基準で選びましたか?

「憧れの職業だから」

「給料が高そうだから」

「楽にできそうだから」

「適職診断が合っていたから」

このような理由で仕事を選んだ方は多いのではないでしょうか。

では現在のことを考えてみてください。

今の仕事には満足していますか?

「思っていたのと違うな…」と感じていたり、「自分に合った仕事ってなんだろう」と考えたことはありませんか?

私自身も最初は憧れの職業を選択したものの長続きせず、転職を繰り返すハメになってしまいました。

なぜ憧れの職業や好きな仕事を選んだのに満足できず長続きしないのか、それには明確な原因があるんです。

学生時代にこのことを知っていたらもっとまともな仕事選びができていたんじゃないかと非常に後悔しております…

みなさんにはぜひとも、常識にとらわれずに慎重に仕事を選んでいただきたいと思う次第です。

この記事は書籍「科学的な適職」を参考に執筆しています。

電子書籍はこちら↓

科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方【電子書籍】[ 鈴木祐 ]

「科学的な適職」を読むと学べること

  • 仕事選びにおける科学的に正しい基準
  • 最悪な職場の特徴
  • 幸福な仕事を探すための分析法
  • バイアスを取り除く方法
  • 仕事の満足度を高める方法

好きなことを仕事にすると長続きしない

えぬ子
えぬ子

さっき好きなことを仕事にするのは「仕事選びにおける7つの大罪」の1つだと言ってましたけど、これはどうしてなんですか?

Kohei
Kohei

結論から言うとマラソンを最後まで全力疾走するのと同じだからです。

「好き」や「情熱」で突っ走ってもすぐにガス欠になってしまいます。

えぬ子
えぬ子

確かにマラソンはペース配分が大事ですね。

Kohei
Kohei

それに、好きなことを仕事にした人ほど長続きしないこともわかっているんです。

オックスフォード大学が行った別の研究では「好きを仕事にした人ほど長続きしない」との結論も出ています。

(中略)

  • 好きを仕事に派:「自分はこの仕事が大好きだ!」と感じながら仕事に取り組むタイプ
  • 情熱派:「この仕事で社会に貢献するのだ!」と思いながら仕事に取り組むタイプ
  • 割り切り派:「仕事は仕事」と割り切って日々の業務に取り組むタイプ

その後、全員のスキルと仕事の継続率を確かめたところ、もっとも優秀だったのは「割り切り派」でした。

「科学的な適職」45ページ

これは私の過去を振り返っても納得のいくデータです。

新卒時代「子どもが好き」という理由から子どもと関われる職場を選んだのですが、上司に媚びを売るばかりで「こんなことをするはずじゃなかったのに。これは好きな仕事じゃないな」と思って1年ほどで転職しました。

転職先を選ぶ時も「自分の好きなことは何だろう」と自問自答し、「運動が好きで、教えることも好きだからトレーナーがいいんじゃないか!」と思って面接をいくつか受けましたが、ほぼ門前払いでした。

(未経験の業界に無謀に飛び込んだせいでもありますが…)

最終的には「とりあえず生活費稼ぐためだから仕方ないか」と割り切って、初めに就職した業界に戻ってきました。

幸運にも人間関係には恵まれたこともあり、やりたい仕事ではありませんでしたがそれなりに続けられています。

それから「科学的な適職」と出会い、「なんだかんだ仕事が続いているのはそういうことか」と納得したんですよね。

えぬ子
えぬ子

ユーチューバーの方が「好きを仕事に」と言ってたのは、あくまで成功した人たちが言っているから説得力を感じるんですね。

Kohei
Kohei

プロ野球でも同じことが言えますね。

1軍で輝いている人たちばかりがTVに出たりして憧れますが、どれだけ努力してもTVには映らない2軍の選手や、選手になれなかった人たちが多くいるのが現実です。

仕事選びにおける7つの大罪まとめ

  • 好きを仕事にする
  • 給料の多さで選ぶ
  • 業界や職種で選ぶ
  • 仕事の楽さで選ぶ
  • 性格テストで選ぶ
  • 直感で選ぶ
  • 適性に合った仕事を求める
「科学的な適職」95ページ

キャリア選択に失敗する原因は視野狭窄

えぬ子
えぬ子

普通の仕事の選び方だと思ってたのが全部科学的に間違っているだなんて…

「○○になりたい!」って目標もって就職目指すのが当たり前だと思ってました。

Kohei
Kohei

多くの人が思い込んで視野が狭まっているだけですよ。

いわゆる固定観念ですね。

●就職と転職の失敗は、およそ7割が「視野狭窄」によって引き起こされる

(中略)

一例を挙げれば、調査のなかでもっとも多かった失敗は「下調べをしっかりしなかった」というものでした。

「科学的な適職」21ページ
Kohei
Kohei

好きな仕事か、安定の職業は何かなど表面の要素にしか注目できておらず、

視野が狭まってしまうようですね。

ペンが無くなったと思って必死に探し回った結果、自分のポケットに入っていたという経験はえぬ子さんもあるんじゃないでしょうか。

えぬ子
えぬ子

経験あります…

じゃあどうやって仕事を選ぶのが適切なんですか?

Kohei
Kohei

適切な仕事の選び方は、「仕事の幸福度を決める7つの徳目」がどれだけ整っているかを

基準に選ぶことです。

これらの要素が視野を広げる手助けをしてくれるのだとか。

仕事の幸福度を決める7つの徳目

  • 自由:その仕事に裁量権はあるか
  • 達成:前に進んでいる感覚は得られるか
  • 焦点:自分のモチベーションタイプに合っているか
  • 明確:なすべきことやビジョン、評価軸はハッキリしているか
  • 多用:作業の内容にバリエーションはあるか?
  • 仲間:組織内に助けてくれる友人はいるか
  • 貢献:どれだけ世の中の役に立つか
「科学的な適職」101~102ページ
えぬ子
えぬ子

こうしてみると好きな仕事かどうかは関係なさそうですね。

Kohei
Kohei

そのとおりです。

「科学的な適職」によると、いかに職場環境が整っているかによって仕事の幸福度が決まるとされています。

好きな仕事かどうかも大事ですが、それだけに囚われずに中身もしっかり調べましょうということですね。

えぬ子
えぬ子

なるほど。

やりたい仕事をいくつかピックアップして、「仕事の幸福度をきめる7つの徳目」を基準に下調べをする必要があるということですね!

職場環境の改善にも活用できる「7つの徳目」

私はこの本を読み、「仕事の幸福度を決める7つの徳目」は仕事選びだけでなく、職場環境の改善にも活用できるんじゃないかと感じました。

理由は単純で、仕事の幸福度が上がればモチベーションの維持・向上につながり離職率が下がるのではないかと思ったからです。

また、今の職場がこれらの要素をどれだけ満たしているか、改善の余地はあるかを考えれば転職すべきかどうかの判断基準にもなりそうです。

ここでひとつ「達成」についてみてみましょう。

ハーバード大学の研究によると、

●人間のモチベーションがもっとも高まるのは、少しでも仕事が前に進んでいるとき

「科学的な適職」110ページ

というような結論がでています。

私はノルマを課せられる仕事は嫌だなと今まで思っておりましたが、達成できそうなノルマを設定することは科学的には正しいことになりますね。

ノルマでなくても、ちょっとした達成感を味わえるような目標を立てて仕事に取り組むことがモチベーションにつながるでしょう。

最悪な職場の特徴

えぬ子
えぬ子

職場環境について触れましたが、逆に「これはやばい」っていう環境はありますか?

Kohei
Kohei

もちろんあります。

わたしも以前は最悪な条件に当てはまる環境で働いていました。

職場の「8大悪」

  • ワークライフバランスの崩壊
  • 雇用が不安定
  • 長時間労働
  • シフトワーク
  • 仕事のコントロール権がない
  • ソーシャルサポートがない
  • 組織内に不公平が多い
  • 長時間通勤
「科学的な適職」172ページ
Kohei
Kohei

私の場合は、長時間労働、シフトワーク、長時間通勤が当てはまっていました。

えぬ子
えぬ子

想像するだけでもしんどそうですね…

私は以前、夜勤あり(2交代制)の職場で働いていました。夕方に出勤して翌朝まで働く16時間勤務(仮眠2時間あり)、そして片道1時間の通勤を数年続け、慢性的な体調不良になりました。

帰宅しても疲労で寝込みますし、起きても頭がまわらずぼーっとするため何もやる気が起きないんですね。

夜勤がなくても通勤時間がかかるため、プライベートの時間もほとんどありません。

現在は夜勤なしで勤務体系もある程度整った職場へ就けたので、体調も改善してきました。

これからもし転職する機会があれば「8大悪」は絶対に避けようとしみじみ思うばかりです。

適職にたどり着くための科学的方法

Kohei
Kohei

えぬ子さん、

ここまで見てきた内容を科学的に分析できたら、自分の選択に自信が持てると思いませんか?

えぬ子
えぬ子

そう思います!

何か方法があるんですか?

Kohei
Kohei

強力な分析方法があるんです。

ですが、、、

ここからは「科学的な適職」の核心部分です。

気になるのであれば、本を手に取ってご自分の目で確かめてみてください。

えぬ子
えぬ子

えぇ…

急にもったいぶるなんてケチですね。

Kohei
Kohei

まあそう言わずに。

他にも「仕事を最高に変える行動計画」、「思い込みを取り除く方法」も書かれていますよ。

えぬ子
えぬ子

仕事を最高に変える方法があるのはちょっと気になりますね・・・

Kohei
Kohei

私が実際に読んでみて「これは多くの人に伝えたい」と思ったものを紹介しているので、実際に本を読んでもらえないと意味がないと思っているんですよ。

(著作権が厳しいこともあるので)

えぬ子
えぬ子

唐突なメタ発言…

まあ事情があるわけですね。

いろいろ教えていただきありがとうございました。

Kohei
Kohei

ではまたどこかで。

適職探しの全貌を知りたい方はこちらから↓

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