どうも、koheiです。
今日は、タイトルにくぎ付けになったトッド・ローズ氏の著書:Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代を読了したので、その感想をシェアしたいと思います。
なぜこの本を手に取ったかというと、「自分の好きなことってなんだろう?」と自問自答することが多く、もしそれがわかったら、それを生きがいにできたら…なんて考えていたからなんです。
「好きなことに没頭して、好きなことだけで生きていく」
そんな夢のような生き方ができるなら、ぜひともその方法を知りたい!
そんな期待を抱きながら、ページをめくりました。
「普通」のレールは、もう古い!?
まず1章では、良い大学を出て、大企業に就職して…といった、いわゆる「敷かれたレール」を進むことが成功への近道だと言われる時代は、実はもう終わっているという事実が書かれていました。
確かに、言われてみれば、周りと違うことを恐れて、自分の個性や才能を押し殺している人が多いように感じます。
僕自身も、そんな「標準化」された社会に息苦しさを感じていたので、トッド氏の提唱する個性学には、ワクワクさせられました。
「好き」を組み合わせて、モチベーション発見!
2章では、自分のモチベーションの源泉を見つけることの重要性が説かれています。
興味深いのは、自分の好きなことを組み合わせることで、逆に制約が生まれ、本当にやりたいことが明確になっていくという考え方です。
さらに、「この仕事いいけど、座りっぱなしはちょっと…」といったように、日常の中で見つけた小さな「好き嫌い」を分析していく「判定ゲーム」も紹介されていて、これもなかなか面白い。
先日紹介した「THINK BIGGER」のテクニックを活用して、好きなことを組み合わせてもいいかもしれませんね。
「損失回避」の心理を乗り越えろ!
3章では、自分の小さなモチベーションを大切にし、外部からの影響に左右されずに、主体的に道を切り拓くことの重要性が書かれています。
自分の選択に納得し、目的意識を持つことで、どんな困難にも立ち向かうことができる。
まさに、その通りだと思います。
しかし、いざ行動に移そうとすると、「安定を失うんじゃないか…」という損失回避の心理が立ちはだかってしまうこともあります。
そこで重要になるのが、「適正」を考えること。
「ペンギンは海岸、ハチドリは花が咲いている土地、ハヤブサは山岳地帯」というように、自分の特性に合った環境を見つけ出すことが、成功への近道になるんですね。
「強み」は、試行錯誤から生まれる!
4章では、「自己流」を極めることの重要性が強調されています。
自分の才能を最大限に発揮できる戦略は、試行錯誤を通してのみ見つけることができる。
「強み」は、最初から備わっているものではなく、学びと経験を通して磨かれていくものなのだと述べられており、確かになと実感しました。
テニスの錦織圭選手も、「エアケイ」の打ち方は良くないと周りから指摘されていたそうですが、今となっては彼を象徴する打法になってますからね。
「目的地」ではなく「目標」を持て!
5章では、「目的地」ではなく「目標」を持つことの重要性が説かれています。
「目的地」は、まるで他人に用意されたゴールに向かって歩くようなもの。
一方、「目標」は、自分の意思で選択し、自らの力で達成するもの。
「成功」の定義は人それぞれであり、自分にとっての「幸せ」を追求することが大切だと気づかされました。
才能は、誰の中にでも眠っている!
6章では、誰もが秘めた才能を持っているという力強いメッセージが込められています。
従来のIQテストや学校の試験は、あくまで一つの指標に過ぎず、それだけで人間の能力を測ることはできません。
自分の「好き」を追求し、小さなモチベーションに従って行動することで、誰もが「型破りな成功」を掴むことができるのだと勇気づけられました。
「最高の自分」を目指して
7章では、標準化された社会からの脱却が提唱されています。
これまでの競争社会では、限られたパイを奪い合うように、勝者と敗者が生まれていました。
しかし、これからの時代は、誰もが自分の才能を活かし、それぞれの「幸せ」を実現できる時代になるはず。
「幸せ」は、他人と比べるものではなく、自分で決めるもの。
この本を読んで、改めてそう感じました。
まとめ
「Dark Horse」は、自分らしい生き方を見つけたいと願うすべての人にとって、多くの示唆を与えてくれる一冊です。
ぜひ、あなたもこの本を手に取って、「自分だけの成功法」を見つけてみませんか?
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